父が肺がんになりました。

呑気な父が突然の肺がん宣告。ステージIV。

めんどくさい旦那さん。

ティファールの湯沸かし器より沸騰はやくてさー」

Sちゃんは真顔で言う。

 

もともと口うるさい人だとは聞いていた。

 

「子供がいい大学に入るには母親が仕事しないで面倒みなきゃだめなんだ!!」

 

とか

 

「子供の結婚だって、今は親がやってやらなきゃだめなんだ!!」

 

とか。

口うるさいって言うのとは違う気が…。

 

とにかく、彼になぜ?どうして?

と質問するだけで

「俺の言うことがきけねーのか!!」

だそうで(´•ω•`)

 

母親の面倒見てくれる気満々の嫁によくそんなこといえるよなー。

二の句には

「俺は家長なんだからな!!」

だそうで(´•ω•`)

 

病院も東京の高名な病院(遠い)にセカンドオピニオンしろだの、あーしろこーしろ( `д´)σ 

 

お母さんの事が心配なのか自分は偉いアピールなのかよーわからん。

絵に書いたようなモラハラ

 

家族が病気になると細かい決め事は多くなる。

うちなどは、負担を背負うであろう人の意向を優先して決めてると思うが(気にしてなかったけど)、俺の意見は世界一!の人が絡んでくるとこうなるんだろうな。

これに比べたら、うんともすんとも言ってこない時もある我が兄が可愛く思えるな(思えないけど)。

 

しかし、私だったらこんな状況なら泣いて逃げちゃうけどね。

Sちゃんはほんと逞しくて「子供のこともあるし」とさらっと我慢する気でいる。

ただ、旦那さんが将来病気になっても、面倒は絶対見ないで、ザマアミロってほくそ笑みながら見送るそうです。

 

いや、見送るまで一緒にいるんかーい(髭男爵風に)。