父が肺がんになりました。

呑気な父が突然の肺がん宣告。ステージIV。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

つかの間のシャバ。

次の抗がん剤のための入院までちょうど一週間。 つかのまのシャバを満喫するかと思いきや、父:「膝がガクガクして歩きづらい(´•ω•`)」と、家の中で放心状態で過ごしてばかりだった。 これじゃ、入院してるのと変わらんじゃんか(・・;)長い間隔離されて過ごした…

入院費。

最初は1回払って高額療養費制度を申請して差額返してもらえばいいかな、と思っていた。 しかし、どうすりゃいんだろ。レッツGoogle(o・・o)/…ナンヤワカランので、市役所に電話し単刀直入に 「うちの父の限度額はいくらですか?」 と聞いてみた。どうやら年齢、収入…

待望の。

先生「数値が安定してきたので、明後日レントゲンと血液検査したら退院なさって大丈夫です」待望の「退院」 夢にまで見た「退院」(つω-`)父の人生の目標が退院になっていた病院生活。 ガンの具体的な症状が出てないのだから、治療のありがたみより入院の苦しみが…

父はあてにならんので。

血液の数値を睨んでたら上がると思ってるのか、父は暇があれば血液検査の結果表を見ていた。ある日担当の看護師さんが 「先生と御家族がお話した方がいいと思うので、よかったら明日も来ていただけませんか?」と言ってくれた。うちの父はいつも先生が説明して…

猫のよう。

部屋移動と同じ頃から髪の毛が抜け始めた。 2週間なんともなかったのに急に来た。 でもよく聞くみたいに、シャンプーしたらゴソッとって感じではなく、頭をいじるとパサパサと抜ける感じでまさに猫のようだった。 まあ、元々毛が少ないからかな。食事のほう…

過保護。

8000円(仮)の部屋に入ってからは、お見舞いの人はマスク着用、入室前に除菌ジェルで手を消毒しなければいけなくなった。 メンドクサイ(´•ω•`)父は部屋から出ることさえも禁じられ、毎日通っていた院内のコンビニにも行けないので、看護師さんに代わりに缶コーヒー…

どんどん下がる。

血液検査する度にずんどこ下がる血小板と白血球の数値。ある日父から電話が来て「えれえことになっちゃったで!」 (訳:大変なことになってしまったよ)聞くと、あまりに数値が下がって感染症にかかる危険があるので、空気清浄の強い部屋に移動することになった…

何もおこらない。

看護師さん:「ご飯食べられますかぁ?」父:「食べられます(o・・o)/」看:「気持ち悪いとかないですか?」父:「ないです(*^ω^*)」看:「だるいとかないですか?」父:「ないです(´•ω•`)」朝に夕に毎日毎日繰り返されるこの会話。 1週間たっても2週間経っても何もおこらない…

転移してなかった。

骨シンチグラフィと脳MRI(CTかも)でどちらにも転移はしていないことがわかった。ほ。ので、翌週初めから抗がん剤開始。点滴で入れる。 1日目:カルボプラチン+エトポシド 2日目:エトポシド 3日目:エトポシド (ドラクエのパスワードか)ひと月でこれだけ。 私…

ステージIV。

先生「厳しいことを申し上げますが…」レントゲンなどのデータが見られる説明室。 見ると左肺にだけ水が溜まっていて、言われれば黒い影が見える。思ったより大きい。 治療方針などが書かれているA4の紙をこちらに示しながら、担当の男の先生が慣れた風でもなく…

咳が止まらない。

「咳が止まらないから医者行ってレントゲン撮ってもらったら、先生がK病院に紹介状書くから行けって」 へー( ˙σω˙ )ホジホジ 「なんか肺に水が溜まってるんだって」 ああ、水抜いてもらえばいんだから、そんなにビビらなくても大丈夫じゃない? -数日後- 「なんか…