父が肺がんになりました。

呑気な父が突然の肺がん宣告。ステージIV。

転移してなかった。

骨シンチグラフィと脳MRI(CTかも)でどちらにも転移はしていないことがわかった。ほ。

ので、翌週初めから抗がん剤開始。点滴で入れる。
1日目:カルボプラチン+エトポシド
2日目:エトポシド
3日目:エトポシド
(ドラクエのパスワードか)

ひと月でこれだけ。
私は毎週これやるのかと思ってたらひと月で3日だけだそう。これだけでひと月効くなんて抗がん剤恐るべし。
副作用が人それぞれなので様子を見るため最初はひと月ずっと入院を宣告された。
予定ではこれを4回(4ヶ月)やる予定だが、副作用やガン自体の大きさの変化、新たな転移などを見て、臨機応変に変わる可能性もあるとのこと。

大部屋がいっぱいとかで個室に無料で入れた。
シャワー、トイレ完備の安いビジネスホテルに比べたら全然豪華な部屋。

本やネットなどでは酷い医者の話も耳にしていたので不安だったが、先生は丁寧でソフトだし、看護師さんも皆明るく朗らかだ。

これはほんとにラッキーだと思う。

私自身もちょっと病気をしていて、パソコンとしか会話しない医師や、お腹痛いと言ってるのにお腹を見もしない医師や、すぐ精神的なものときめつける医師を見てきたので、いい医師に出会えると宝くじが当たったような気持ちになる。

父もクリニックに最初言った時はそこの医師はただの風邪だろう、と言ったそうだ。
そこを父がゴリ押ししてレントゲン撮って今回の流れになったのだ。
私の旦那側の父も少し前に夜中に苦しくて救急で大きな病院に行ったところ、風邪だろうと帰された後、またどうしても苦しいので違う病院に救急車で搬送されレントゲン撮ったら、肺に水がかなり溜まっていて危なかったらしい。(こちらは幸いガンではなかった)

私の身近だけで同じような例が2人。
お医者さん、高齢者が咳して苦しがってたらレントゲン撮って下さいよ。なんでそんなに軽く考えるのかな。
ドラマでもやってたらしいけど、なにか医療業界の中での不文律とかあるのかな。

これで命を落とされた方も少なからずいるのではないか。
いい医師に会えるように患者自身の努力が必要なんだな。

私の今の主治医はGoogle先生だけどね(´•ω•`)