父が肺がんになりました。

呑気な父が突然の肺がん宣告。ステージIV。

今度こそ?

私:「ガッカリするのも疲れたから先生がドレーン終了と言っても話半分で聞こう」

 

とネガティブな提案を父にしたわたくし。

いいのか悪いのかわかんないけど、父は同意し達観してくれた。

さすがよく似たネガティブ親子(o・・o)/

 

そして5度目の正直ぐらいでやっとドレーン終了になり、癒着させる薬投入となった。

これはすぐ終わったらしい。

副作用で熱が出るかもとの事だったが、父全く何もなし。

 

で、それした翌週から待望の抗がん剤

2クール目。

成分は1クール目と同じとのこと。

 

先生:「週末には退院して大丈夫です」

 

じゃあ、と父は金曜日に退院するんだー、と私に言うが、私の中で週末って土日。

父の中では金土。

 

私:「先生に金曜でいいか、ずばっと聞けばいいのに」

 

父:「うーん」

 

なんで父は先生にあまり聞かないのかな?と思うのだけど、言われてもわからないという恐怖心?があるみたい。

先生も看護師さんも、ちょっと年寄りは使わない聞かない単語をさらっと言うことも多いからそうなっちゃうのかも。

 

ある日、

看護師さん:「~はカンファレンスなんです」

父:「ふーん」 (絶対わかってない)

 

ああ、こういう事なのか、とこっそり納得したのであった。